「ヨーグルトって体にいいって聞くけど、赤ちゃんにはプレーンじゃないとダメなのかな?」
スーパーにはフルーツ入りや甘いヨーグルトもたくさん並んでいて、「どれを選べばいいんだろう」と迷ってしまいますよね。
せっかく買っても酸っぱくて食べてくれなかったり、「少し砂糖を入れた方がいいのかな」と悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか。
実は、離乳食中期からは無糖のプレーンヨーグルトを選び、果物の自然な甘みをプラスする方法がおすすめです。
無理に食べさせたり、甘い味に頼ったりしなくても大丈夫。赤ちゃんのペースに合わせて少しずつ慣れていけば十分です。
この記事では、プレーンヨーグルトがおすすめな理由と、赤ちゃんが食べやすくなる果物アレンジをご紹介します。

プレーンヨーグルトじゃないとダメなの?
結論からお伝えすると、離乳食期はプレーンヨーグルトがおすすめです。
「フルーツヨーグルトを買っちゃったけどダメだったかな…」
「一度食べさせちゃったけど大丈夫?」
そんなふうに心配になる必要はありません。
大切なのは「絶対に食べてはいけない」ということではなく、毎日の習慣として選ぶならプレーンが安心という考え方です。
市販のフルーツヨーグルトには砂糖や甘いソースが使われているものも多く、赤ちゃんにとっては少し味が濃い場合があります。その濃い味に慣れると離乳食自体も食べなくなることもあるので要注意です。
まだ味覚を育てている時期だからこそ、素材そのもののおいしさを少しずつ覚えていけるといいですね。
酸っぱくて食べてくれない…そんな時は果物の力を借りましょう
「一口食べた瞬間に嫌そうな顔をされた…」
プレーンヨーグルトではよくあることです。
でも、それだけで「ヨーグルトが嫌いなんだ」と決めなくても大丈夫。
赤ちゃんは酸味に慣れていないので、最初は戸惑う子も少なくありません。
そんな時は砂糖ではなく、果物の自然な甘みをプラスしてみましょう。
「甘くする」のではなく、「酸味をやわらげる」というイメージです。
※果物と果物ジャムは異なる食品です。自然な甘さがある果物を使用することをお勧めします。
バナナ
困ったときに一番頼りになるのがバナナです。
つぶして混ぜるだけで酸味がぐっとやわらぎ、ヨーグルトが苦手だった赤ちゃんも食べやすくなることがあります。
りんご
加熱すると甘みが増すので、やさしい味わいになります。
「バナナは飽きてきたかな?」という時のアレンジにもおすすめです。
※角切りはやめましょう。窒息事故の可能性がありますので、しっかりすりおろして加熱して柔らかくするのがお勧めです。
いちご・ブルーベリー
季節の果物を取り入れるのも楽しみの一つ。
初めて食べる果物は少量から始め、月齢に合わせて加熱や細かく刻む工夫をすると安心です。

「食べない日」があっても気にしすぎなくて大丈夫
離乳食を始めると、「せっかく作ったのに食べてくれない」と落ち込む日もありますよね。
でも、その日の気分や体調で食べムラがあるのは珍しいことではありません。
昨日は食べたのに今日は食べない。
今日は苦手でも、数週間後にはパクパク食べる。
そんなことも、赤ちゃんにはよくあります。
焦って甘い味を足して食べさせるよりも、「今日は一口食べられたね」「果物なら食べやすそうだったね」と、小さな変化を見つけながら進めていけるといいですね。

管理栄養士メモ|毎日完璧じゃなくて大丈夫
離乳食は、「栄養をしっかり摂らせなきゃ」と頑張りすぎてしまう方も少なくありません。
でも、毎日100点を目指す必要はありません。
プレーンヨーグルトが苦手なら果物を合わせる日があってもいいですし、「今日は食べなかったから、また今度にしよう」と気持ちを切り替えることも大切です。
赤ちゃんにとって食事は、栄養を摂るだけでなく、さまざまな味や食感に出会う時間でもあります。
親子で無理なく続けられる方法を見つけていきましょう。
まとめ
離乳食期のヨーグルト選びに迷ったら、基本は無糖のプレーンヨーグルトがおすすめです。
酸味が気になる時は、砂糖ではなくバナナやりんごなどの果物を組み合わせることで、赤ちゃんも食べやすくなります。
「ちゃんと食べてもらわなきゃ」と頑張りすぎなくても大丈夫。
その日の様子を見ながら、親子に合ったペースで進めていきましょう。
毎日の食事では、ヨーグルトだけでなく鉄分やたんぱく質なども気になるものです。
忙しい日や「栄養をもう少し手軽にプラスしたい」と感じる日は、市販の離乳食を取り入れるのも一つの方法です。

三好恵子
管理栄養士資格取得後、自治体の職員向け健康管理業務を担い、特定保健指導に従事する。半年で10kg減量者を多数輩出。その後は子育てを経て、行政の臨時管理栄養士として約3年、離乳食教室や乳幼児健診等で指導を行う。



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