【大事なエネルギー源】赤ちゃんに食べさせるおやつ

バナナ使った離乳食とバナナの写真活用法
活用法

赤ちゃんが食べ物を食べて、喜んでいる姿は見ていて幸せな気持ちになります。

おいしそうにたくさん食べてくれると、どんどん美味しい食べ物をあげたい気持ちになります。

離乳食の他に「おやつ」もよく赤ちゃんに食べあせてあげますが、おやつは赤ちゃんに必要なのでしょうか?

  • 赤ちゃんにおやつが必要な理由
  • 赤ちゃんにおすすめのおやつ

についてこの記事でまとめています。

おやつに何を食べさせればよいのか、どんな食べ物はNGなのか。
悩んでいるパパやママはぜひおやつのことを知って、赤ちゃんの成長の手助けをして下さい。

赤ちゃんにとっておやつは大事なエネルギー源

いちごとブルーベリーの写真

赤ちゃんにとっておやつは、とても大事なエネルギー源のひとつです。

生まれたばかりの赤ちゃんは、一日に何度も母乳やミルクを飲みます。
これは、赤ちゃんの胃が小さく、少量ずつしか胃に入らないためです。

赤ちゃんは1歳になると1日あたり約1,000キロカロリー(kcal)摂るのが理想的です。

大人が1日2,000kcalくらい摂取すると考えると、1,000kcalはその半分です。そう考えると、とても多いことが分かります。

1,000kcalを朝、昼、夜の3食だけでまかなうには1食あたりの量を多くするしかありませんが、小さい赤ちゃんの胃にはたくさんの食べ物が入らないので至難しなんわざです。

食事だけでなく、おやつを与えてカロリー(エネルギー)や栄養を与えてあげることがとても重要になります。

おやつを与えるのは母乳やミルクが終わってから

ミルクを飲む赤ちゃんの写真

間食におやつを与えるのは母乳やミルクを与えなくなってからでも十分です。

離乳が完了したら、食事では補えない栄養を補うためにおやつを活用しましょう。

おやつ=お菓子ではない

白い背景にリンゴの写真

おやつというと甘いお菓子やスナック菓子を連想しますが、赤ちゃんのおやつはあくまでエネルギーや栄養を補うための補完食です。

甘いものやスナック菓子は食べてすぐ血糖値が上がり、満足感を得ることが出来ますが、すぐに血糖値が下がってしまい、またちょうだいと泣き出してしまいます。

また、お菓子の美味しさを知ってしまい離乳食を食べなくなってしまったという事例も少なくありません。

もちろん、甘いものやスナック菓子を一切あげてはダメというわけではありません。
大勢で集まるときや外出時に食べるのはOKだと思います。

1つのお菓子を皆で分け合うなど、おやつは社会性を学ぶには最適なツールとなります。

ただし、自宅でおやつを与える際にはなるべく甘いものやスナック菓子は避けましょう。

おすすめのおやつ

白いお皿の上にのっているおにぎりの写真

赤ちゃんにとっておすすめのおやつを紹介します。

炭水化物でエネルギーを補給

炭水化物は、赤ちゃんにとってとても大事なエネルギー源です。

カロリーが程よくあるご飯やパンは、準備もしやすく、すぐに赤ちゃんに与えられるので、おすすめです。

炭水化物のおやつ例:おにぎり、パン、さつまいも

果物でビタミン・ミネラルを補給

果物は水分補給にもなり、ビタミンやミネラル、食物繊維せんいも豊富です。

バナナなら持ち運びも簡単なので、外出時に最適です。

果物のおやつ例:バナナ、りんご、みかん

飲み物は牛乳を

牛乳には水分、タンパク質、脂質が含まれています。タンパク質も脂質も赤ちゃんの成長には欠かせない栄養素です。

1歳を過ぎていれば、牛乳をそのまま与えても大丈夫なのでおやつと一緒に与えましょう。

おやつにおすすめしない食べ物

ポテトチップスが並べられている写真

甘いものやスナック菓子は避けましょうと書きましたが、おやつに限らず注意が必要な食べ物もあります。

赤ちゃんには蜂蜜はちみつのように与えると命にかかわるような食べ物もあります。

ピーナッツやおもちなどのどに詰まらせやすい食べ物も与えないようにして下さい。

下記の記事で赤ちゃんのNG食材・要注意食材を紹介していますので、参考にして下さい。

おやつは食事の一環

おわんの中にフルーツとミルクが入っている写真

おやつは赤ちゃんにとって、ご褒美ほうびタイムなどではなく、食事の一環だと思ってください。

食事で補充できなかったカロリーや栄養素を補うための重要な食事です。

  • おやつは赤ちゃんにとって大事なエネルギー源
  • 1歳頃にはおやつも含めて1日当り1,000kcal摂取を目安に与える
  • 母乳やミルクをやめたらおやつスタートの時期
  • おすすめのおやつは炭水化物、果物、牛乳
  • 甘いものやスナック菓子はなるべく与えるのは避けよう

赤ちゃんのお世話などで忙しいと思いますが、離乳食と同じようにおやつの内容にも気を配りましょう。

記事監修

三好恵子

管理栄養士資格取得後、自治体の職員向け健康管理業務を担い、特定保健指導に従事する。半年で10kg減量者を多数輩出。その後は子育てを経て、行政の臨時管理栄養士として約3年、離乳食教室や乳幼児健診等で指導を行う。

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